2007年回顧その2

今年、情けなかったのは、バタバタしていてまる二日間、風呂はおろか、シャワーも浴びれないまま外出せざるを得ないことが一度ならずあり、そういうときにかぎって、出先で、いつか飲んでおしゃべりしたら楽しかろうと思われるようなお方(男女問わず)に出会う機会があり、ところが、ひょっとしてワシはクサいかも!と危惧するがゆえに自意識過剰になってしまって、なんだかうまく言葉が出なかったりしたことである。

まるで似合わん服を着せられているみたいな、自意識の居心地の悪さに耐えきれず、早く楽になりたいばっかりに、ええい、ままよ!とばかり、「いや、あのー、じつは風呂入ってなくてですねー」などと訊かれてもいないのに口にすると、なおサイアクである。スルーされて、おもむろに全然別の話題を振られたこともある。とほほ。

そんなことからわたしは、「間接的な原因がもとでささやかな自殺点を入れる」という意味で、「シャワー浴びずに墓穴掘る」という格言をこしらえてみたが、むべなるかな、だれにも通じない。

情けないちゅうか、むしろサイテーやな。だはは。