月初めに、最寄り駅前の歩道にネクタイが捨てられてたのを見たのはご報告のとおり。ところが連休明けの17日、今度は小田急線と京王井の頭線の連絡通路でまたネクタイが落っこちてた（ブラウン・ベージュ）。とさらに一昨日、また駅前の歩道で、落とし物のネ…

ささいな不思議な出来事というものはわりとあるもので、喜多八師が数々こなす地域密着型小規模独演会のひとつ、「百合ヶ丘寄席」へ向かう途中、小田急線の車中で、ドアの真ん前で念入りにストレッチをする御仁あり。見ればかなりイケメンのジェントルマンで…

日比谷野外音楽堂の「ジャパン・ブルース＆ソウル・カーニバル'07」へ。いやー、マダム・ギター長見順、かっこええわー。そして楽しい！どなたさまにも訊かれてないのに一方的に表明すると、わたくし、男女問わず凄みと愛嬌を兼ねそなえたひとが大大大好きな…

内田春菊さんとよしもとばななさんが、恋愛や結婚、子育て、家族について語った対談本、『女ですもの』（ポプラ社、税別\1400）が発売されました。「たぶん、なんか、ジェンダーが少し腐ってるんですよ、私」と述べるよしもとさん。「私も自分のこと、『子ど…

ジーンズ（sunaokuwahara）を脱いだら、指に何やらチクリと当たるものが。見ればベルト部分の内側に、なんと開きっぱなしの安全ピン（２センチ強）がついているじゃありませんか。10回くらい穿いていてまるで気づかず。あの世へ行ってカラダがなくなったとき…

色川武大『うらおもて人生録』（新潮文庫）を読了。頭（こうべ）を垂れながら読む。そして最後のほう、猫のエピソードで涙。ヘヘーンだ。（←照れ笑いのつもり。）フットボール（サッカーのこと）・アジア杯。ＵＡＥ戦の録画を、もろもろの合間に切れ切れに、…

山椒の新芽はほとんどこいつ（なんだかよくわからない蝶の幼虫）に食われた。こいつ、どんどん食べてどんどんウンチをする。それで思い出したのだが、俗に「梅にウグイス」と言うけれど、まさにそういう光景を目にして、およそ風流とはかけ離れた現実に愕然…

泥の中からへなへな伸びて重なり開く天の匙本日のBGM：直枝政広『ホプキンス・クリーク』

翻訳のノルマ終えられないまま、文学座の『犬が西向きゃ尾は東』（「別役実のいる宇宙 新旧書き下ろし連続上演」）を見に信濃町へ。帰宅してPCを開いたところ、Yahoo!ニュースに「芸人仲間の耳たぶかみ切る」の見出しが！！ひょっとして黒田（メッセンジャー…

永澤俊矢とチェ・ゲバラ。（故・岡田真澄とスターリンと同じくらいクリソツ度高いと思う。）ナイナイ岡村と岸田秀の若いころ――って、異業種どころか彼岸と此岸ほどの違いがありますが。少し前に、あるミュージシャンの方と極上の与太話――つまり、っしょーも…

夕べ深夜、駅前のコンビニ近くの歩道に、ネクタイとスイカ・バーの包み紙がセットで落ちているのを発見。酒の入った若いサラリーマンがコンビニでスイカ・バーを買い、店の外へ出るなり袋から出して頬ばり、ついでに、ゆるめたネクタイも捨てちゃったと見え…

ＮＨＫの古い映像で見た佐藤春夫がつぎのように語っていた。「子供心に文学者になりたいと思って、嘘から出たまことのように文学者になったわけですけど、文学者以外の何者にもなれなかったと思う」「嘘から出たまことのように文学者になった」ってとこで声…