『女ですもの』&佑二にホレ直す
内田春菊さんとよしもとばななさんが、
恋愛や結婚、子育て、家族について語った対談本、
『女ですもの』(ポプラ社、税別\1400)が発売されました。
「たぶん、なんか、ジェンダーが少し腐ってるんですよ、私」
と述べるよしもとさん。
「私も自分のこと、『子どもを産んだオカマみたいなもんだから』
っていう言い方はよく使う(笑)」という内田さん。
こんなおふたりの対談ゆえ、
オンナ稼業においてどんな経験値をお持ちの方が読んでも、
あるいは男性が読んでも、
面白くないはずがない、と言い切ってしまいましょう。
拙はライターとして構成を担当しています(板倉克子名義)。
昨年春から夏にかけて3回にわたる対談の現場では、
内田さんの凄みすら感じさせるボケ(?)と、
よしもとさんの切れ味鋭い細心のツッコミを目の当たりに。
対話のリズムも楽しい本になりましたが、
よしもとさんは「ほんとうの賢明さ」のようなものを、
内田さんは「真実」を追求しておられるようにわたしには感じられ、
対照的なおふたりの資質や人柄に関心をかきたてられた楽しい仕事でした。
みなさん、ぜひ読んでねー。早くも重版が決まったようです。
さあ、それはそうとフットボール(サッカーのこと)・アジア杯、準決勝へ。
中沢のシュートが決まったあと、
気づいたら仕事部屋で立ち上がって1分くらい拍手していて、涙チョチョ切れてました。
試合内容にただただ感動。
めでたいのぅー! こういう勝ち方だからめでたいのだ!
佑二よ、これ以上あたしに惚れさせようって気だね。
ああ、あんたってひとはまったくもう!
加地もいいですねー、わはは。
私がお姫さまで、「あ〜れ〜っ!」って羽目
――帯をビューッと解かれて手込めにされそうな目に遭ったら、
加地のような紅顔のお侍さんに助けに来てほしいです。がっはっは。