2008-04-01から1ヶ月間の記事一覧

生まれ変わったら

どーでもいいインフォであるうえ、薮から棒でナンですが、生まれ変わったら江波杏子になりたい。それが叶うのなら、すべてを失ってもいいくらいである!!

徒なピンクの麻のスーツ

ネットのニュースで、「キム兄、半年家に帰らず」の見出しを見たとたん、「そりゃ離婚だべー」と思わずまた声を発してしまいました。「家庭画報」4月号で見かけたボッテガ・ヴェネタのピンク色の麻(たぶん)の三つ揃いのスーツが忘れられない。男性モデルが…

不良中学生小説『ワルボロ』に共感至極

まだ読中ですが、ゲッツ板谷『ワルボロ』の魅力をお伝えします。(1)レトリックとしてのうすっぺらい、ええかっこしぃな比喩ではなく、よりヴィヴィッドに読み手に伝えたいというパッションに裏打ちされた比喩。(2)勘違いせずに正気を保って生きるには、まず…

産経コラム【断】、最新寄稿

産経新聞コラム【断】への最新寄稿は本日朝刊に掲載されました。http://sankei.jp.msn.com/culture/academic/080422/acd0804220306000-n1.htm# # # 芋づる読書に急遽、ゲッツ板谷の『ワルボロ』(幻冬舎文庫)と浅暮三文さんの『広告放浪記』(ポプラ社)…

手紙の効用

電子メールであれ書簡であれ、わたしにとってある種の手紙は、こっぱずかしいのを承知であえていうなら、コミュニケーションの手段を超えた、祈りに似た心の支えである。たとえ用を足すために書かれたものでも、うれしい手紙、感じのいい手紙、好ましい言葉…

昨日の因果な偶然

昨日は劇団未来劇場の芝居、『女房の骨付き肋肉ローズマリー風味』(作・演出/里吉しげみ)を見に銀座・博品館劇場へ。ひさびさに亜土さんの元祖カミ芸(?)も聞く。終演後、四川料理Kで軽めの夜食を済ませ、新橋駅の銀座線ホームで列に並んだところ、なん…

4月前半の読書の芋づる

『アッコちゃんの時代』(林真理子、新潮文庫)から、『キャンティ物語』(野地秩嘉、幻冬社文庫)へ。そして、つるはさらに、『ショーケン』(萩原健一、講談社)へと伸びそうな予感。 町山広美による『アッコちゃんの時代』の書評をウェブで見つけて読み、…

「そこは、ほら、オンナ同士」

オンナ同士なら理解し合えると思っている女子同士は必ずモメる。オンナ同士なら理解し合えると思い込む油断から、言葉の扱いが粗雑になるからだろう。「そこは、ほら、オンナ同士」。わたしはこのセリフを聞かされると、うぐぅっ!と絶句してしまう。そばを…

たしかに娘は必死の若作りですがね

ひさびさに実家へ帰って親に顔を見せる。父と話していて、「あたしも四捨五入すりゃ五十だし」と言ったら、「っええーっ、おまえ、四捨五入したら五十か?! ずっと三十八くらいかと思ってた」と父親。三十八なわけないやん八つ違いの妹が三十八やのに。しかも…

『続・もし大作曲家と友だちになれたら…』

ロストロポーヴィチ亡きあと、群雄割拠状態の世界のチェロ界を担うチェリストのひとり、スティーブン・イッサーリスによる音楽家の評伝エッセイ『続・もし大作曲家と友だちになれたら…』(音楽之友社)は、都心の大手書店さんでは今月24,25日ごろ以降店頭に並…

「オレだって女」

昨日31日(月)は、「“江原”グレースとエミ “美輪” エレオノーラの泉」へ(下北沢440)。細心にして大胆。センスとパワーという相反する資質を兼ね備えた希有な女性ドラマー、グレースさんは占い師でもあるそうで、客席のお客さんの悩みを聞き、占い(星占い、…