不良中学生小説『ワルボロ』に共感至極

まだ読中ですが、ゲッツ板谷『ワルボロ』の魅力をお伝えします。
(1)レトリックとしてのうすっぺらい、ええかっこしぃな比喩ではなく、よりヴィヴィッドに読み手に伝えたいというパッションに裏打ちされた比喩。
(2)勘違いせずに正気を保って生きるには、まず、自分が世間のどの場所に位置するかを正しく認識することが重要であると示されている。
(3)人界を渡るのに、「しゃべり」の能力が非常に重要であることが示されている。

話は全然ちがいますが――、
独り住まいだし、独り言の癖もないゆえ、XTC吉井和哉に唱和する以外、自宅で声を発することは稀なのですが、Yahoo!のトップページでキム兄辺見えみりの離婚のニュースの見出しを目にした瞬間、「ええっ?」と声が出てしまいました。