『続・もし大作曲家と友だちになれたら…』

hisbeloved2008-04-02

ロストロポーヴィチ亡きあと、群雄割拠状態の世界のチェロ界を担うチェリストのひとり、スティーブン・イッサーリスによる音楽家の評伝エッセイ『続・もし大作曲家と友だちになれたら…』(音楽之友社)は、都心の大手書店さんでは今月24,25日ごろ以降店頭に並ぶ予定です。
本書に所収されているのはヘンデルハイドンシューベルトドボルザーク、そしてフォーレの5人。クラシック音楽入門書に分類することはもちろん可能ですが、訳者の板倉克子さんに言わせると、「ある意味、もっともっとブンガク寄りというか、ひたすらニンゲンくさい本。なおかつ、『クラシック音楽は、かつては古典ではなくその時代の新しい音楽だった』とはよく言われることですが、本書を読んではじめてそのことをリアルに感じ取ることができた」」とのことです。四六判、並製、400頁(!)、定価2800円+税。ボリュームは正編の約2倍の700枚弱。なのに定価はたったの1.3倍! ごっつベンキョーさしてもらいましたっ(笑)! 
イッサーリスは今秋、また来日するようです。

なお、産経新聞コラム「断」、拙文は先週25日(火)朝刊に掲載されました。こっちも読んでね。
http://sankei.jp.msn.com/life/trend/080325/trd0803250330001-n1.htm

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ただいま『あらすじで楽しむ世界名作劇場』(日テレ)が終わったところ。千原兄弟の『フランケンシュタイン』とチュートリアル森三中の『レ・ミゼラブル』に思わず身を乗り出したりしとったわけですが、『フランケンシュタイン』の脇役サポートで駆り出されていた吉本のお笑いトリオ、Bコースのあの子は、徳井義実氏のご賢妹A子さんの彼氏だったあの子かしら?と、さっそくWikipediaで検索。いまも交際中で婚約もしているとの記載に、よけいなお世話ながら、おろ! と軽く驚いたのはわたしだけでしょうか(笑)。
Bコースのこの子は――Wikipediaで検索したばかりなのに氏名を失念――、顔にほくろが多いところ(だけ?)は徳井義実氏に似ている。A子さん、じつはブラザー・コンプレックスが意外とそんなところに出ていたりしてね。(←ああ、かえすがえすもよけいなお世話で、スイマセンです。)