こうして私の上を年月が通り過ぎてゆく

壁の上のカレンダー2枚。片方を1枚、破り取って6月にしたのはいいが、もう片方は依然4月のままだったため、不便で不便で仕方なく、やはり素直に、いまからでも5月のカレンダーを使うべぃ、と思ってもう1枚破り取ったら、電話でしゃべりながら、目を遣らずに手を伸ばしたせいで、つい6月のほうを破り取ってしまい、目下、眼前には4月と7月のカレンダーがある。
つまり明日は半日、海の日である。