キムタクと最近の妻夫木の皮下成分

映画『ジョゼと虎と魚たち』を見て以来、妻夫木聡というひとはものすごい俳優だと思っているのだが、最近、CM等で目にするかぎり、このひとは、ほんのすこうし老けたのだか、太ったのだか、「美青年」から「大人の男のひと」へと移行する最中のように思える。コーラのCMで、一瞬、藤井隆か?!と目を疑ってしまったのは私のひどすぎる勘違いにしても、ホーレイ線も心なしか深くなっているように見える。

妻夫木の皮下で微細に厚みを増したものが何なのかよくわからないが、その成分は、何年か前にキムタクの皮下で厚みを増したものと酷似しているように思えてならない。キムタクもやはり美青年からおじさんに近づいたときに同じプロセスをたどったのだ。
その成分は、脂肪というよりは何か水分をふくんだものに感じられる。つまり、ふたりともほんのすこうし、むくんできているように感じられてならない。(←いやはや、ほんとーによけいなお世話。)

愚作『ダメじゃん、蟹江クン!』にもまるでおんなじようなこと書いたのでナンですが、人間、造作があまりにも整っていると、ちょっとした難点がほんとうに目立つ。美男美女てぇのは難儀な稼業にちがいありません。