あけばすておべでとうございばふ

えー、上唇をやけどしてしまい、こんな失礼なごあいさつになってしまったことをまずエクスキューズさせてください。

やけどの原因は、年初早々、だれかと燃えるようなキッス・オブ・ファイヤーを交わしたとかそんな色っぽいことではまったくありませんで、今朝、焼き立てのふくらんだ餅をがぶりとやりましたら、バフッと破れましてですね、その破れ目からかなりの風圧で一陣の熱気が吹き出し、唇に餅は一切くっついていないのに、やけどをしてしまったのでした。

おかげで上唇が脱力しきっているため、始まったばかりの2008年のほとんどの時間を、森進一のような口で過ごしています。
なるほど、たしかにこの口だと、「こんばんはー」が言いやすいことに気づかされました。森進一がなぜいつも、「こんばんはー、森進一です」と切り出すことになっているのか、ようやく得心が行った思いです。
人生、死ぬまで勉強ですね。

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で、こんな私の唇をマックスまでひきつらせるべく笑わせてくれた、特筆すべきテレビ番組がありました。
毎年恒例の元日生放送のひとつ、『爆笑ヒットパレート』(フジテレビ)です。
ブラックマヨネーズチュートリアル、M−1で見逃したサンドウィッチマンあたりを目当てに何気なくチャンネルを合わせていたら、浅草・帝釈天からのレポートを担当した入社一年目のアナウンサー、中村光宏に笑った、笑った。
このひとの生真面目さ、新人ゆえのカタさ、および、それを補うべく自ら打つ手のハズし方、スベリ方には、もしかしたら超ド級の天然ボケかも、と大いに期待させられる何かがあります。
今日の感じだと、遠からず、間違いなくバラエティ番組で起用されるはずなので、どうぞこの中村光宏アナウンサーの今後にぜひとも注目しようではありませんか。

いや、テレビはやはり生放送にかぎります――そもそもあのとき青木さやかの現場到着が遅れさえしなければ……って、長くなってめんどくさいので、これにて以下略。

今年ぼよろすぃくお願いしばす。