ギネスに王手か!?

必要に迫られて、愚作『ダメじゃん、蟹江クン!』を急遽あらためて読み返している。約1年半前、刊行直後にもらった見本刷りに、じつは結局一度も目を通してなかったのである。

そしたら、あーた!
すごいですわこれはすごい。誤植の嵐。p.47からp.49にかけて、なんと主人公「蟹江祐二」の「祐二」が、4回も「裕二」になってますやん(笑)。

50頁もいかないうちに、主人公の名前にこんなにいっぱい誤植がある小説なんて、いまだかつてあっただろうか! このレベルはもはや、ずさんな編集だのザル校正だのと目を三角にしてる場合やないです。
ちかぢかギネスに申請してみましょいな、だっはっは。
っどーですかね、牧野出版の小田部信英さん、このグッド・アイデア

これまで百万回訊かれたのでついでにひと言申し添えると、版元の牧野出版は、医療・健康関係の本や雑誌を出している講談社系のマキノ出版とはまったく別で、(たぶん)少し前までポプラ社の本の一部を制作していた、半分(以上?)、編集プロダクションみたいな小さな出版社。ちなみに社長の佐久間憲一さんはかの有名な、1000万円のポプラ社小説大賞を企画し、実現させた方だそうです。
(いろんな意味を込めて)オ・ラ・ラー!