炊飯の機会に恵まれない、炊飯向きの鍋

喜劇映画研究会の石野たき子さんによると、偶然手に入ったアメリカ製のセラミックの鍋でご飯を炊いたところ、めちゃくちゃ旨かったとのこと。
日本人にとって、炊飯の道具の筆頭はおそらく電気釜。火力の強いガスもいいが、直火なら土鍋がよろしい、など、炊飯器はかくあるべしとの固定観念がある。主食たるご飯は特別なもの。専用の道具でないとうまく炊けないととらえがちなのではないか。
だがしかし、もしかすると世界には、飯炊きに使われることはほぼ皆無にもかかわらず、実は炊飯に非常に向いている鍋が存在するのかも。そういう、米と出会わずに道具としての一生を終える炊飯向きの鍋が、世のどこかにいくつもあるのかも。

全開バリバリというわけにはいきませんが、元気をとりもどしつつあります。