犬とらくだの充実週間

17日(土)の柳家一琴さんにご出演いただいた渋谷Li-Po(リーポー)落語ライブ、満席御礼申し上げます。もう一席は「のっぺらぼう」でした。
「不思議や落語、落語のふしぎ」第1シーズンはこれにて終了。来春、第2シーズン開催の予定です。どうぞお楽しみに!


昨日21日(水)、昼は下北沢シアター711で、清水(宏)さんが初めて出演するらくだ工務店「黄色い湯気」(石曽根有也作・演出。25日まで)を見る。
席に着くの遅れちゃったんですけど、アンサンブルがえっらい楽しそうで即座に引き込まれた。くすぐりが多いため、逆にストーリー運びに自然と期待と関心が向かい、そしてその期待が裏切られることはありませんでした。うまいねぇ、こりゃどうも。
「この役者はこんなセリフをいかにも素で言いそうでリアリティがある」とか、「素で言わなさそうだけど意外とリアリティがある」とかいろいろ思いながら見るのもこれまた楽しかった。
ただ1つ、古川悦史さんの役どころが、「ウソを隠すのが下手な男」というの、なんとなく説得力がないように思えたんですよねー。ヨメの目の前で、不倫相手からのケータイの着信音が何度も鳴りっぱなしになるやなんて、どう見てもありえへんやろこのタイプの殿方は。
清水さんっ、ムチャクチャええ役やないですかー!


そして夜は「日立寄席」。今松師「井戸の茶碗」。


追記:そして今日は六本木Super Deluxeへ、念願のオルケスタ・ナッジ!ナッジ!を聴きに行く。
シビレますねこれは。圧巻!
スーデラ中央を11人のパーカッショニストが陣取って、サークル状に内側を向いて並び、互いの叩きっぷりを目にしながら演奏する。
ちょうど茶谷雅之さんの真後ろにいたのだが、茶谷さんの背中ってすごい。肩甲骨が動くくらいじゃ済まない。背中全体で叩いている。腕の動きが首から腰まで伝わり、脚で取るリズムが腰と背中を経由して腕まで伝わるさまを目の当たりにした!
今年最後のライブとのことです。


東京DOGS」第1回と「黄色い湯気」とオルケスタ・ナッジ!ナッジ!で、今週はえらい充実しております。土曜夜には柳家一琴さんの根多おろしの会もあるでよ〜(神保町らくごカフェ)。