あらためまして、本年もよろしくお願いします。

まず、賀状を差し上げた方から問い合わせの多い、わたしの本名と住所のハンコは、イラストレーターの村松正孝さんにデザインしていただいたものです。
賀状を差し上げていない方にも、ご希望があればこのハンコを使った寒中見舞いをお送りしますのでお申し越しください。メールアドレスはプロフィールを参照してください。

旧年春は、産経新聞朝刊文化欄のコラム「断」の不定期連載を終えました(イタクラヨシコ名義)。
まる1年、生まれて初めて新聞に寄稿。2ちゃんねるで取り沙汰されたのも生まれて初めての経験でした。掲載される度に必ずチェックしてコキおろしはる方々もいたようで、ウェブでそうした発言を目にすると心臓がちとドキドキしましたが、なにせこちらは長編小説を1冊しか上梓していないまったく無名の書き手。注目していただけただけで、とにかくありがたいと言わねばなりません。
「大人の振る舞い 学べ」(2008年7月20日付)は旧年2月、大阪女子短期大学の入試問題に使用されました。

ティーブン・イッサーリスの本、『もし大作曲家と友だちになれたら…』『続・もし大作曲家と友だちになれたら…』(いずれも音楽之友社刊、板倉克子名義)は昨年どちらも版を重ね、正編が目下7刷、続編が2刷。感謝します!
え、まだお読みでない? ぜしぜし、読んでくださいまし。

企画のお手伝いをさせてもらった、渋谷のカフェバー、Li-Poの落語ライブ「不思議な 落語、落語のふしぎ」第2シーズンは、今年は3月から再び3ヵ月連続で開催されます。日程(いずれも土曜)と出演者は以下のとおりです。:

3月20日 三遊亭天どん
4月17日 柳家一琴
5月15日 立川(志雲改メ)雲水
午後6時開場、午後6時半開演、料金は予約1500円、当日2000円(オーダー別)の予定。お問い合わせ・ご予約はLi-Poまで。mieko-it@qb3.so-net.ne.jp TEL./FAX.03-6661-2200 6:00pm〜1:00am (日・祝休み)

落語会のプロデュースは、Li-Po店主の伊藤美恵子さんと古いつき合いゆえ少しお手伝いしただけでして、Li-Po以外でお引き受けするつもりはなく、ましてや仕事にする気はてんでありません。落語について今後も書きたいように書くための距離感を保つためでもあります。どうぞご了承くださいませ。

日本で唯一の、興行情報満載のハンディな演芸専門誌、月刊東京かわら版のコラムも、年に4回(1月、4月、7月、10月)というおっとりしたペースで連載4年目に突入しました(出門みずよ名義)。いま発売中の1月号、読んでね。

そういや賀状に記したどどいつ拙作「バターケースの蓋押し上げて / 廻りすぎたとぼやく声」に、立川志雲改メ雲水さんから返歌(?)を頂戴しました。:

まわってまわってバターになって
シボウ届はどこに出す