2月のその他

銀座に頼もしい漢方薬局を見つける。


18日(木)は「立川雲水独演会」へ(日暮里サニーホール)。「蔵丁稚」と「鴻池の犬」。充実! この落語家の「鴻池の犬」でこれほど泣かされるとは! 客席に村松利史さん、村松正孝さんとヘブリスギョン岩月さん。飲まずに帰宅。


19日(金)、池袋・マルメラアダでついにパンデイロを購入。パンデイロ奏者の小澤敏也さんにサイトで相談し、陶芸家の六反征吾さんがつくったSENSIVELを選ぶ。ついでに3つ目のタンバリンも買う。タンバリンは、満足がいかなくて買い換えている唯一の楽器。音色は何だっていいんですが、持ち手がねー。


21日(日)、小澤敏也さんの初級者向けパンデイロ・レッスンに衝動的に参加。この楽器は最初が肝腎な気がして。初参加なのに合奏に混ざれてうれしかった。楽しいなー。


24日(水)。新宿ゴールデン街・CREMASTER(クレマスター)で岸田秀研究室のゼミ。岸田さんが和光大学を退官後もつづいている。この日のテーマは「司馬遼太郎論」。肯定すべき、肯定したい日本人像を模索した司馬と、日本人のダメダメさをぐいぐい追求した大岡昇平


サミュエル・ベケット『マーフィー』をまず川口喬一訳で読みはじめる(白水社)。これは原著英文からの翻訳。ついでベケット自身による仏訳から三輪秀彦が訳したハヤカワ文庫版も入手。さらにAmazonで原著冒頭を確認。
原文はわたしにはいらついたヤケクソな文体に読めるのだが、どちらの訳にもそれがじゅうぶんに反映されていないように思え、去年アメリカで出た原書新版も取り寄せて読み比べておりますです。ちなみにハヤカワ文庫版の書名は『マーフィ』。このへんも元がフランス語っぽい。


mixiを退会。