駆け込み的に音楽漬けでした

10時間以上爆睡して11:30起床。

5月12日(水)、オルケスタ・ナッジ・ナッジを聴きに六本木・スーデラ(=Super Deluxe)へ。毎回のことだが、んもうー、感服! 前回とはステージングが180度逆で、目の前は岡部洋一さん。つまりあっち側の対面に茶谷雅之さん。
演奏中の岡部さんの後ろ姿、ほっぺたがブルブル揺れる。耳たぶは思ったほど揺れない。

14日(金)、ひさびさに神田茜さん、清水宏さんと3人で呑む。

15日(土)、渋谷・Li-Po落語ライブ「不思議な落語、落語のふしぎ」第6回。ほぼ満員。御礼申し上げます。出演は雲水さんで「夏の医者」と「あたま山」の2席。「あたま山」、かなり面白かった! 過去、このネタは枝雀でしか聴いたことがない。枝雀師は、リアリストな面と仙人のように浮世離れしたところがおそらく半々ずつ混在していたが、雲水さんはローマ人か中国人のように現実主義者なので、シュールというよりちょっとグロテスクなリアルさがあり、壮大なナンセンスの向こうに主人公の男の受難と孤独がほの見えて、なんだか枝雀さんより大人っぽい『あたま山』だった。
この主人公の男、訪ねてくる友だちを毎回お茶に引き止めようとするのだが、振り切られてしまう。そらそやろな。頭に桜の木が生えかけてる友だちと差し向かいでのんびりお茶なんか飲んでられへんわな。
終演後は、30周年を迎えた新宿の文壇バー、風花へ。数少ない知己を待ちながらカウンター席でメールチェックをしていたら、喜劇映画研究会の新野敏也さんからアドレス変更の連絡あり。iPhoneのスイッチ切り、その直後にたまたま名刺交換させていただいたのが評論家の新野哲也さんだった。

18日(火)、下北沢440の8周年を祝うデミセミクエーバーのライブ。第2部は思わずムホホと笑いがこみあげる充実ぶり!「黄色い闇」のシングル・リリースを待つわいつまでも待ーつーわ。終演後はマダム・ハイマウンドとお隣の都夏で盛り上がったあと、440を覗いたらエミさんたちがまだいたのでちょっとだけ寄り道。エミさんに会えてうれしかった。

20日(木)、新生ピカイア・パンデイロスペシャルを聴きに青山プラッサオンゼへ。叩きモノが2人いるバンドってどれもなんでこんなに面白いんだろう。岡部洋一さんと小澤敏也師匠がアイコンタクトしながら微笑みあうさまは、見ようによっちゃ可愛いんだけど、言い知れぬ凄みがあって、ある意味、見てはイケナイものを見てしまったようなと申しましょうか、目に焼きついてしまいました(笑)。