「コレクター商品」とは何ぞや

hisbeloved2007-08-27

なぜか今月は『ダメ蟹』がAmazonで何度か品切れになったらしく、ご迷惑をおかけしていたらまことにスマンこってす。目下もまだそのようです。(とっととよそで買うてやー。)

えー、Amazonを訪れて気づいたのですが、「マーケット・プレイス」という古本コーナーに2980円もする「コレクター商品」が出品されているんですね。有名作家でもないのに古本でこの値段……。いったいどういうシロモノなのか気が気じゃありません。5、6回だけサインをしたことがあるのですが、さてはそのうちのだれかがはやばやと売っ払ったか(笑)。

いや、売っ払われてもしょうがないっちゃあしょうがないんです、なにせこんなサインですから(写真)。このサイン、えらく不評でして、「バカみたいだからやめて」「ふざけるのもたいがいにしてほしい」「こんなんじゃ学校時代の同級生だなんてダンナに言えない」などさんざんな言われようです。3000円も出してコレクター商品を手に入れて、こんなサインを見つけちゃったら、それも何かの因果とあきらめてくださいねー。

ところで、Amazonのランクがわたしの知る限り90万なんぼ台(うきゃー!)だった『レジナルド・ペリンの転落』という拙訳書があるのですが、夕べ深夜(27日零時半ごろ)にふと見たら、なんと2万8千なんぼというランクでびっくり仰天。『ダメ蟹』や『もし大作曲家と友だちになれたら』をエンジョイされた方にはたぶん存分にお楽しみいただけると思うので、ひとつ、こっちもどうぞよろしうおたの申します。