最近たずさわったおもな仕事

落語専門誌、月刊「東京かわら版」1月号(目下発売中の最新号)の〈演芸ノ時間〉で、サッカー解説者の小倉隆史(元日本代表)を、「しゃべり手」としての側面から取り上げています。(新春号にもかかわらず、「ケツの穴」なる言葉を平気で使った、どこからどう見ても「女性の品格」に大いにもとるコラムです! 読んでね。)

ティーブン・イッサーリスによる2冊目の音楽家評伝エッセイは、音楽之友社よりたぶん3月に刊行の予定です。イッサーリスは昨年リリースしたバッハ《無伴奏チェロ組曲》(Hyperion)がかなり好評のようで、いよいよ注目を集めつつあり、えー、訳者はちょいと緊張しております。詳細はいずれまたあらためてご案内します。

英訳では、昨年11月に初回オンエアされた『山口智子の旅 ロダンの浮世絵』(BS日テレ)のJAL機内上映用短縮版の英語ナレーション台本を担当しました(制作はテレビマンユニオン)。そろそろ上映されているかも。

ライター業は、昨年8月、内田春菊さんとよしもとばななさんの対談、『女ですもの』(ポプラ社)が刊行され、その後、昨年後半は、同じくポプラ社の月刊誌「Asta*」9月号で文楽にまつわる三浦しをんさんと酒井順子さんの対談を、同12月号では、『吉原手引草』で直木賞を受賞した松井今朝子さんと生物学者長谷川眞理子さんによる、ダーウィンの進化論についての異色対談をまとめました。

それから、『ダメじゃん、蟹江クン!』については、あまり遠すぎない将来、二、三、お知らせできることがあるかもしれません。判明し次第、本ブログにいち早く書き込みます。

かように従来どおり、ハチャメチャでまとまりのない業務内容ではありますが、今後もたぶん、どこのお座敷にも気軽にうかがいますんで、どうぞよろしくお引き立てのほどを〜。