恐竜顔の恐竜好き

NHK『スタジオパーク』に青木崇高が出演。恐竜好きとのこと。つい先ごろ、このひとを恐竜顔に分類させてもらったばかりゆえ、おおっ!と少なからず驚かされる。

男気を感じさせて同性にウケがよく、怒るとド迫力。その一方で、ひとに可愛がられるツボを無意識に押さえていて、純なイメージ。なおかつ、おしゃれな着こなしがさまになるセンスの良さを兼ね備えている――トータス松本長瀬智也の系譜に連なる俳優さんといえるでしょうか。
飾り気がないのにおしゃれってとこがミソよね〜。

長瀬智也がもっと若かったら、もっと線が細かったらキャスティングされるかもしれないような役を、今後しばらく、このひとが総ざらいする時代が来るのではないか?

ちりとてちん』でこれまでいちばん印象的なこの俳優の演技は、ライバル噺家をなぐった小草若をかばい、姿を消す間際の表情だ。「どこ行くんや!」と小草若に問われ、「女の所や」と嘘をついた瞬間の、つくろい笑顔である。忘れられない。