「イコママン」の大ヒットを予測する(笑)

「スティーヴン・イッサーリス 室内プロジェクト2009」(神奈川県民ホール)へ3回、足を運ぶ。メンデルスゾーンのノリノリのピアノ四重奏第3番(イッサーリスヴィオラは相曽賢一朗、バイオリンは背骨のしなりがワンダフルな藤田ありさ。そしてピアノはコニー・シー)や、イッサーリスとトウキョウ・モーツァルトプレーヤーズが奏でるハイドンのみずみずしさにノックアウトされたり、コニー・シーの本邦初演ソロ「エリーゼのために」に身を乗り出したりしてるうちに、清志郎が死んでしまった。
そのほかは、内田春菊さんとよしもとばななさんの対談本『女ですもの』文庫化の祝宴、新宿末廣亭で小燕枝(「寝床」)、柄本明の一人芝居。

清志郎の不在を思いつつ、なぜか、ずっと手許にありながら読めなかった『吉井和哉自伝 失われた愛を求めて』を読み始める。
よし、生きてる人を応援せな。吉井の最新アルバム『VOLT』も聴き込む。

『ママはニューハーフ』(テレビ東京)の録画チェックが欠かせない。『仮面ライダークウガ』の最終オーディションまで残った金子昇の面目躍如だと思う。
このひと、最近はあんまりトーク番組に出ないが、しゃべりもやたら面白いんですよねー。チュート徳井などと並ぶ、変人系イケメンのひとりか。板尾創路が脚本を構成した映画『魁!! クロマティ高校THE★MOVIE』でも、よかったです、金子昇。もっともこの映画では、変人系イケメンの大御所(?)、渡辺裕之がとにかく強烈でしたけれど。

さらに、ノートブックパソコン対応のリュックスタイルのバッグを探すうち、オーストラリアのCRUMPLER クランプラーという若いブランドを知り、物欲漏出。
新規参入で発売したカメラストラップの商品名を「Industry Disgrace(業界の面汚し)」とするような、よく言えば遊び心にあふれた、率直に言うとふざけた、実用バッグやカメラ用品のデザインにとことん楽しさとサプライズを追求するメーカーなのです――これってハイドンの芸風にとても近い?! 機能性の設計に自信がなければこんな遊びはできないだろう。本国のウェブサイトも楽しい。

さらにさらにテレビ神奈川『サクサク』の「イコママン」で大笑い。
これは笑えますワ。大ヒットを大胆予測! この曲で奈良県のプレゼンスが大前進するのでは。