YMOな自転車

先週、隣接するM区から駐輪場(さあさ、駅にいちばん近い身障者枠だよっ、どうでぇどうでぇ!)の登録ステッカーが届いたまさにその日、10年間乗った自転車(シティ車に荷台をつけ、後ろにもカゴをつけてあった)が盗難に遭ってしまいました。あちゃー!
出てくる気配もあろうはずもなく、あきらめて新車を買いに、K公園を抜けて最寄りの自転車屋さんへ。
6段変則の、フレームが骨太な国産車を2、3種類見て、その自転車屋さんがホームユースで使っているのと同じ機種に即決した。
その自転車、サカモトテクノという、大阪は堺市のメーカーの製品(工場長が好きそでしょ、堺のバイクなんて)なのだが、自転車の質実剛健な印象とその社名がどこかちぐはぐな感じがして、いろいろと考えをめぐらせてしまった。
もとは坂本製作所という社名だったようなのだが、なぜに、どこから「テクノ」を引っぱって来たのか? 「テクノ」って何か無理してないか? 「サカモト」「テクノ」、「テクノ」「サカモト」……と言葉を繰るうちに、この両者をつないでいるのは、こりゃどうしたって、YMOではないか?! と昭和の半ば生まれの工場長は勘ぐるのでありました。