遠藤留奈さんスラバヤシイ

ちょっと前になりますが、清水宏さんが出るちゅうので、自転車キンクリートSTORE「富士見町アパートメント」のAプログラム『魔女の夜』『海へ』を見ました。『海へ』に出た遠藤留奈という若い女優さんの一挙手一投足から目が離せませんでした! ……ほかにあん…

本気の切実な提案

朝日様や読売様といった大新聞の投書欄で、「『ありがとう』は美しい言葉。もっと使いましょう」といった意見が採用されているのを一度ならず目にしたことがある。この「ありがとう」、なんだかすこうし偉そうじゃありませんですか? だからみんなあんまり使…

このあともうどうなってもいい(笑)!

Li-Po落語ライブ第2シリーズ初回、天どんさんの回が無事終了しました。連休初日でしたが定員目一杯の入り。ご来場、ありがとうございました。1席目が予定の「ろくろ首」、2席目は「〜の3四歩」と題する創作。花見の場所取りが舞台の、職場恋愛のとば口と思…

Li-Po落語ライブ「不思議な落語、落語のふしぎ」第2シリーズは、今週末が皮切り

昨年の第1シリーズでは、お店のキャパと雰囲気にマッチした、絶妙な取り合わせの2席(古典落語「茄子娘」と、自作の「手足」)をしゃべっていただいた三遊亭天どんさん。今度は、古典落語「ろくろ首」と何が飛び出すでしょうか。じつはこの「ろくろ首」、ぜ…

落ち込みの背景

知り合いの30代の独身女性たちがこぞって、よく、「落ち込む」。「先週は落ち込んでたので、飲みにも行かず」とか「ちょうど落ちてた時期で」などと口にする。彼女たちはどうやら、仕事や対人関係やお稽古ごとなどで、一定レベルの望ましい自己パフォーマン…

おつぎは雁屋哲あるいは渡辺哲か?

3月12日、目黒区某所で出川哲朗とすれ違う。出川哲朗と1メートル以内ですれ違ったのは年明け以来、二度目である。ちなみに、1度ならず1メートル以内ですれ違った有名人はほかにもいて、筑紫哲也。初回は20年くらい前、六本木の裏通り。2度目は15年くらい前、…

あの怪優が「ちょービンゴ!」だってさ!

『イングロリアス・バスターズ』でランダ大佐を演じたクリストフ・ヴァルツがアカデミー賞助演男優賞を獲ったと知り、オスカー・コムで受賞スピーチを速攻チェック。前にも書きましたけど、かねがね、素でしゃべるとどんなだか知りたかったのである。そうし…

ふんどしの川流れならではの収穫

江戸中期の絵師、呉春の『白梅図屏風』がどうしても見たくなって昨夕、一路、大阪・池田へ。少し前にテレビでちらと見かけて以来、この画のみならず呉春本人のことも気になり、2年に1度の公開が明日7日で終了することもあって新幹線に飛び乗ったのでした。立…

Li-Po落語ライブ「不思議な落語、落語のふしぎ」vol.4 

下記、渋谷Li-Poのイベント・アナウンスメールより転載します。 - 三遊亭天どん「ろくろ首」ほか一席3/20(土) 6:00pm開場 6:30pm開演〜 予約1500円 当日2000円(オーダー別)昨年好評いただきましたLi-Po落語ライブ「不思議な落語、落語のふしぎ」第2…

2月のその他

銀座に頼もしい漢方薬局を見つける。 18日(木)は「立川雲水独演会」へ(日暮里サニーホール)。「蔵丁稚」と「鴻池の犬」。充実! この落語家の「鴻池の犬」でこれほど泣かされるとは! 客席に村松利史さん、村松正孝さんとヘブリスギョン岩月さん。飲まず…

「いま何してる?」てあんただれやねん

ツイッターなるもの、「いま何してる?」「いまどこにいる?」「いまの気持ちを…」という導入の質問に気が削がれ、なんとなく手が出ないままである。 いま何してる?て、あんただれやねん。気安う尋ねんといてや――という感じでしょうか。いや、下手すると、…

変わりイチゴ・ミルク

イチゴが出始めました。気が遠くなるほど旨い食べ方をご紹介します。イチゴに、育児用の粉ミルクを思い切りたくさん――わたしの場合はイチゴ5個に半カップ強の粉ミルク――かけ、バルサミコとハチミツをたらし、ぐちゃぐちゃにつぶして召し上がれ。

濃ゆいハシゴ

昨日27日(水)は、午後は『板尾創路の脱獄王』、夜は湯島天神参集殿で「百栄・一之輔二人会」。百栄さん、天どんさんとそれぞれ定期的に二人会を行なっていることから、一之輔さんはかねがね気になっていた。ああ、これでまたひとり、人格の振り幅の広そうな(…

おわびと訂正

先の7日付の日記文末、雲水さんからのどどいつを訂正しました。どこをどう間違えていたかは……恥ずかしいので省略します。ううっ、すみませんです雲水さん。大昔、読者のあらゆる質問に答える「QA」という雑学雑誌のライターをしていました。ある号で、欄外の…

ディスカバー・オブ、キリル・ゲルシュタイン

さっき「N響アワー」見とったら、最後の20分くらい、ショスタコーヴィチのピアノ協奏曲第2番ヘ長調をやっとって(第1楽章のみ)、これがなんだかどえりゃあ愉しくて笑った笑った。キリルなんとかってピアニストで、ロシアの人でジャズピアノもやるってことし…

あらためまして、本年もよろしくお願いします。

まず、賀状を差し上げた方から問い合わせの多い、わたしの本名と住所のハンコは、イラストレーターの村松正孝さんにデザインしていただいたものです。賀状を差し上げていない方にも、ご希望があればこのハンコを使った寒中見舞いをお送りしますのでお申し越…

あけましておめでとうございます

もしよかったら、七草のおかゆを祝うころにでもまた覗いてみてくださいまし。たぶんそれまでには更新する予定です。えー、まだ賀状を書いております。あったかなお正月ですねー。今年もよろしくお願いします。

鶏飯と「ゼントルマン」のデイズ&ナイツ

相前後しますが8日火曜夜は「ジョン・レノン スーパーライヴ」(日本武道館)へ。映像出演の清志郎に驚愕、感動(演出・箭内道彦。そのあとに出てきた泉谷しげるが清志郎をドヤすこと、ドヤすこと――「バカヤロー、おめー、生きてんじゃねーかよバカヤロー!」…

東京大空襲訴訟

明日、2009年12月14日(月)午後に東京大空襲訴訟の一審判決が出ます。(午後3時開廷)判決日に先立って今日付けの東京新聞朝刊に載った特集記事を地下鉄の中で読みながら、涙が止まらなかった。

つぎは政党発足か、EXILE

ほんとによけいなお世話なのだが、EXILEは、グループのトータル・スタイリングが完璧に見える。14人が見事に、微妙に差異をつけている。だがしかし、この、きっちり力を入れて完璧に 仕立てているように見えるところ、それも近年にはめずらしく、こぞって有…

オツでごっつい、ブリリアントなバンド、デミセミクエーバー

25日(水)、DEMI SEMI QUAVER(デミセミクエーバー)単独ライブ、「ライブだよ! 全員集合!」(下北沢のクラブ251)へ。すっごくいいライブだった。すばらしかった!やっぱりいちばん好きな粋なバンドだ。肩の力が抜けていてシャレを心得た、オトナなバンド…

“理解する”よりも“信じる”ことを優先してきた男の半生記

もう2年も前に出た本ですが、『吉井和哉自伝 失われた愛を求めて』(ロッキング・オン)の感想文を某ネット書店のレビュー欄にアップしました。「自分らしい人生を追求し、ほんとうの幸せを求めようとするとき、客観的な分析やら判断やら理解は、生きるパワ…

愛はシケモクみたいに道端に落ちている!?

「愛なんて シケモクみたいにね道ばたに落ちてんのよねだからさ、そんなモノ思い詰めちゃダメ思い詰めるくらいならね他を当たりゃいいのよ 他をさワカル?今の恋よか次の恋その次の次もあるしさそれに恋なんて新しい程いゝんじゃない?」劇団未来劇場第92回…

一琴「初天神」、っおっもしろいですぞー!

一琴さんの「初天神」で死ぬほど笑った(24日、神保町・らくごカフェ)。いままで聞いたどの「初天神」よりも笑った。子どもの人物造型がキョーレツで、志ん五の与太郎を上回る衝撃だった。デフォルメの流儀がハンパじゃないのである。この子ども、生意気で…

犬とらくだの充実週間

17日(土)の柳家一琴さんにご出演いただいた渋谷Li-Po(リーポー)落語ライブ、満席御礼申し上げます。もう一席は「のっぺらぼう」でした。「不思議や落語、落語のふしぎ」第1シーズンはこれにて終了。来春、第2シーズン開催の予定です。どうぞお楽しみに! 昨…

ご予約満席御礼

今週末17日(土)の渋谷・Li-Po落語ライブ「不思議な 落語、落語のふしぎ」vol.3(出演:柳家一琴)は、ご予約で満席となりました。当日券の有無については17日当日17 時以降、Li-Poまで直接お問い合わせください。03-6661-2200

ヒョウ柄とディオニュソス

薮から棒ですが、竹林から虎ではなく、ヒョウ柄の話です。水商売のお姉さんたちや大阪のオバちゃんたちに、むかしもいまも人気のヒョウ柄。「古代ローマ帝国の遺産展」(国立西洋美術館)のポスターで、ディオニュソスがヒョウを抱えている像を見たのですが…

『狂った果実』の言葉と体

Sが貸してくれたDVD、石原裕次郎主演『狂った果実』を観る。映像も音楽も役者の表情も体も、もう、すべてが、どの細部を取ってもじつにイカしている。なかでも印象的だったのはセリフ。(脚本は石原慎太郎。音楽は武満徹、制作は水の江滝子!)あの時代の湘…

中野純さんの文章にほれぼれ

東京新聞26日付の都内散歩エッセイ欄「東京どんぶらこ」、中野純さんの文章にフォーリン・ラブ。記事を切り取り、『東京「夜」散歩』と『図解「月夜」の楽しみかた24』(どちらも講談社刊。後者は+アルファ文庫)をさっそく購入。関係ないんですけど、ある…

つるのでカラオケしたくなる

西洋人はプレゼントのラッピングをまるでがっついてるみたいにムシャムシャ破いて開ける――喜びを表わす礼儀らしい――が、まるでそんなふうにタワレコからの宅急便を開封。つるの剛士聴いてたら妙にカラオケ心が刺激されております。ところで、8月25日に天王洲…