2009-01-01から1年間の記事一覧

下北沢440・7周年ライブ

エミ・エレオノーラと山本久土と茶谷雅之が、ピンクレディーの「UFO」を2倍くらいテンポダウンして演奏するのを聴いて、またバンド遊びをやりたくなる。真似なんて100回生まれ変わっても無理なので、とりあえずベース譜でもこしらえようと思っとります、だは…

新聞の一面見てびっくり

朝、愛読紙「東京新聞」に目をやり、「す、菅井きんが新聞の一面に載るような大事件を?!?」と思ったら、無期懲役確定後に釈放された、足利事件の「菅家さん」でした。 はい、えー、ちょいと疲れ気味であります。でも夜は下北沢440へデミセミクエーバー聴きに…

怒濤の落語

鈴本演芸場昼席とらくごカフェをはしご。気が狂いそうなほど落語を聞きましたです。就寝前にもかかわらず頭の中で出囃子が鳴り止まない。 扇遊「棒鱈」、喜多八「あくび指南」、扇好「看板のピン」、文左衛門「道灌」。以上を備忘としてメモさせてくださいま…

「茄子娘」

6月3日、新宿末廣亭夜席へ。 扇橋「茄子娘」の不思議さとキュートなエロさに、心ルンルン(「ルンルン」は古いやね)。ナスの精が出てくるなんて言うと、妙ちくりんな笑い話に思えるかもしれないがさにあらず。ナスの精は見目うるわしい娘で、ナスが大好物だ…

夢の競演 その2

昨日の、フジテレビ「どーもキニナル」火曜。メッセンジャー黒田有の出演はレギュラー化したのだろうか。昨日、ふたたび黒田vs笠原将弘を目の当たりにすることが叶った! 昨日の一品は「そら豆とじゃがいものおやき」。じゃがいもをマッシュしてから、「では…

『グラン・トリノ』と新宿末廣亭

昼はクリント・イーストウッドの『グラン・トリノ』。長い長い余韻があった。夜は末廣亭。馬石、今松、馬生を聞く。どうでもいいが、クリント・イーストウッドは5月31日生まれ、双子座である。わたしゃ林家ぺーか。

「らくごカフェ」へ

柳家一琴独演会を聞きに、はじめて神保町の「らくごカフェ」へ。ネタは「寄り合い酒」と「夢見八兵衛」。ひょえー、おおおおもろいわ、一琴師! とりわけ「夢見」は、江戸弁にもかかわらず上方落語のかほり濃厚、でしたです!

夢の競演

フジテレビの昼前の正藏が司会の番組――いまだに番組名を知らず――に、黒田有と笠原将弘が競演。って、黒田はたんにゲストのひとりだったのであり、それを競演と喜んでいたのはわたしくらいかもしれないが。豆乳を加えたカレーうどんを「ヘルシー」と紹介した…

「イコママン」の大ヒットを予測する(笑)

「スティーヴン・イッサーリス 室内プロジェクト2009」(神奈川県民ホール)へ3回、足を運ぶ。メンデルスゾーンのノリノリのピアノ四重奏第3番(イッサーリス、ヴィオラは相曽賢一朗、バイオリンは背骨のしなりがワンダフルな藤田ありさ。そしてピアノはコニ…

『羽鳥アヌス亭の海藻』

少し前に、地下鉄の車内で50歳くらいのサラリーマンが、なんと『ハドリアヌス帝の回想』(マルグリット・ユルスナール、多田智満子訳、白水社)を立ったまま読み耽っているのを目撃。公共図書館で借りたようで、しかも、色とりどりの付箋がびっしりとついて…

ひととしての可愛げが要求されるダンス

前の日記に、「わたしがもし幼稚園児だったら」と記した一件でありますが、このif節を取っ払わねばならなくなったことをここにお知らせする次第であります。つまり、いい歳して、このところこのダンスに夢中なのである。しゃべるのとおんなじで、踊るのも、…

顔の中から顔が出てきた

もしわたしが幼稚園児だったら、日がな一日、ロッテFit'sのCMの「噛むとフニャンフニャン」(振り付けはパパイヤ鈴木)を踊りたおし、親兄弟に見せたり、幼稚園の友だちや先生に「いっしょに踊ってーな」とをせがみまくっているだろう。バカバカしくて、ちょ…

事件

大変です! 産経新聞朝刊文化欄コラム「断」に掲載された拙文のひとつ、「大人の振る舞い 学べ」(2008年7月20日)が、大阪女子短期大学の2009年度入学試験問題に使用されました。同短大が再来月発行予定の2010年学生募集要項にも使われるようです。えー、…

そして、「ビスケット容器」

ニホン人が「自分のご飯茶碗」や「自分の箸」を所有し、自分の箸を弁当に携えるための「箸箱」なるものまで持ってたりするのは一部の外国人には奇異に映るらしいのだが、「『生活と芸術――アーツ&クラフツ展』ウィリアム・モリスから民芸まで」(東京都美術…

「あなたはイチゴ狩りに行きましたか?」

昨日のつづき。 その国の人ならではの関心事というのは確かにある。20年近く前、フィンランドへ行く前に旅行用のフィンランド語会話の本に目を通したら、「あなたはイチゴ狩りに行きましたか?」という一文に出くわし、なんじゃこりゃ? と印象に残った。そ…

「暖房は何を使ってる?」

先ほどまでイギリス人の友人と横メシをしていたのですが、昨秋、S区に引っ越したと告げたら、How do you heat your rooms?(暖房、何使ってる?)と訊いてきた。その質問内容がちょっと薮から棒に思えたので、「どういう了見やねん、その質問は?」と聞き返し…

「性欲」その2

前回の日記のつづきです。木の芽時なのでね(笑)。その『しゃべくり007』で郷ひろみは、チュート徳井の問いかけに対し、「ぼくはもう、お水、ちょっと飲めばだいじょぶですから」と答えた。お水をちょっと飲むだけで劣情がおさまる、と言ってのけたのである。…

あらま、「性欲」だなんて!

さほど深い時間帯でもないのに、つまり子供がまだ起きてそうな時間帯のテレビ番組で、ここ1ヵ月くらいのあいだに3回、「性欲」と発言されるのを耳にした。 うち2回は、発言者はチュートのよっきゅんさん(チュートリアル徳井義実)である。『しゃべくり007』…

紀香さんのご母堂よ

「浮気相手が2、3人なら許せるが……」って、3人と4人の違いは何なのか。2、3人が許せるねやったら、7人でも17人でも許したったらええやん――ってのは暴論でしょうか。量が質を凌駕するちゅうことかいな。

主演は女装で

夏目雅子の伝記映画を、はんにゃの金田の主演でつくってはどうか。

満開の菜の花が北風になぎ倒される日

アピールがましくて恐縮ですが、ってアピールしたい気持ちもないではないのですが、『もし大作曲家と友だちになれたら』(スティーブン・イッサーリス著、音楽之友社)、増刷(第7刷)が決まりました。う、うれしい……深謝します。聞かれてないのに申し上げ…

親身ってわけでもないけど応援

ぶっ壊れ系にカテゴライズされている石原真理子や泰葉をかばう気はないが、世の男性がある種、彼女たちから目をそらすようにして取り沙汰しないのに対し、女性たちはきびしいというか、「なんなの、あの女?!」と強く非難、排斥するような視線を彼女たちに…

今松師を聞きました

今年、1月と2月に聞きに行った落語会の数は、去年1年の合計を早くも上回っております。でもって、終演後がすごいよ。落語界および演芸ジャーナリズムについて語り合いながら、ほぼ毎回痛飲しとります。おいおい、なんてこった!夕べは、村松利史さんが強力に…

テレビ・ウォッチャーをウォッチするテレビ番組

わりと近い時期にたまたま見たスマステ「1万人が選ぶ日本人が好きなバンドベスト30」と「題名のない音楽会」がめったやたら面白かった。どちらも、VTRを見ながらあーだこうだ言い合う様子を画面隅にワイプで抜きつつ、まるごとテレビ番組にするという趣向。…

勝間さんならやってのけそう

勝間和代さんの滔々たるしゃべり方に感心してしまう。循環呼吸(演奏しながら同時に鼻から息を吸う、管楽器を演奏する際の特別な呼吸法)でしゃべっているかのようだ。しゃべっているときのあのお鼻と頬のホウレイ線を見るにつけ、そう思えて仕方ない。「結…

ムホホな『ジンガロ』

27日、騎馬スペクタクル『ジンガロ』を観て美しさとスピードに圧倒される。思わず「ムホホ」と笑いがもれてしまうすごさ! 馬の体も人の体もなんと美しいのだろう。西洋人――とりわけフランス人は、しゃべりながら肩や腕を盛んに動かす人が多いけれど、あれは…

浮気な女が精子を鍛える?!

夕べのNHKスペシャル「女と男」はなんだか感慨深かった。この2、3年、世事に疎く、イギリスの動物園のコモドオオトカゲが“処女懐胎”したというニュースも知らなかったため、どっひゃー!と驚かされっぱなしだった。劣化の一途をたどり、500万〜600万年後、…

男女非対称

っしょーもないところがあるひとには、「可愛げ」がある。見目麗しい殿方は、エロが入ってると、つまりどうしようもない女好きだと可愛げがある。男からも女からも、あいつはしょうがねーなー、と言ってもらえる。(つまり堅物の二枚目は、ひっじょうにつま…

優作で号泣

1月3日。『松田優作20回忌特別番組 松田優作は生きている』(テレビ東京、午前11時よりオンエア)を、録画しながらつい最後まで見る。最初のうちは、ところどころツッコんだり、「なんだかなぁ」と軽くクサしたりしていた。「『誇り高き芸術家』かい!」「『…

新年早々、犬に咬まれそうになる(笑)

あらためまして、今年もどうぞよろしくお願いします。元旦午後は両親と墓参。母方の墓所へ足を伸ばそうとぷらぷら歩いていると、突然後ろから、何者かが息荒く疾駆してくる気配あり。あわや体当たりされそうに! 見れば、腰くらいの高さの大型犬がリードを引…